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2015-02-11 20:29:42「2015年 EVオーナーズクラブ(EVOC)新年会 MTG in NUMAZU」 活動報告

2015年2月7-8日(8日は試乗会のみ)の二日間、ニューウェルサンピア沼津におきまして、「2015年 EVオーナーズクラブ(EVOC)新年会 MTG in NUMAZU」を開催しました。すでに、代表くまさんが集合写真をアップされましたが、両日合わせて32名、25台のEV(レンジエクステンダー含む)の参加となりました。e-up!、BMWのi3,i8が揃い踏みの記念撮影は、ここだけでしか撮れないシチュエーションだったと思います。

初日の7日、ニューウェルサンピア沼津現地集合、レストランで昼食後、会議室に移動してEVに関する意見交換・討議を行いました。その後、i8とe-up!の特別試乗会と温泉タイム、そして夜は宴会と盛りだくさんのメニューで盛り上がりました。

 

試乗会の様子は、GSHさんのレポートに委ねることにしまして、本レポートは、特にミーティングの状況をご紹介したいと思います。

ミーティングでは、以下の議題に沿って討議されました。

特に、本年2015年のEVオーナズクラブの活動指針が提起されましたこともありましたので、その内容を含め、詳細に報告したいと思います。


EVOC Meeting Agenda  2月7日 ニューウェルサンピア沼津 於会議室

  • 自己紹介
  • ①日本充電サービス(NCS)などのインフラについて
  • ②今後のEV、FCVなどの次世代自動車についての意見交換
  • ③EVOC活動、カンファレンス、あわじイベント、滋賀MTGなどの検討
  • その他意見交換

銘々の自己紹介の後、最初の議題は、

①「日本充電サービス(NCS)などのインフラについて」です。

くまさん>

日本充電サービス(以下NCS)について、特にその料金体系に対して不満が爆発しています。いままでチャデモチャージ、ジャパンチャージネットワーク、エコQ電 と、いろんなカードがあり混乱していました。NCSに統合されるということで 日産、三菱各自動車会社からも、充電カードが発行されましたが、その後 NCSカードも概要発表されたものの非常に高い料金が提示され、かなり反響を呼んでいます。

ここにいらっしゃるかたは、日産、三菱のオーナーさんが多く、それぞれメーカーさんのカードを持っていらっしゃるかと思います。日産リーフの中古の方が、まだ正式に決まっていないですかね。しかし、外車の方、私を含めて、i3、テスラ、今後出てくるe-up!やe-GolfのオーナーさんはNCSカードを申し込ま ないといけなくなります。

料金はいくらになるかというと、基本料金が3800円 都度料金が15円/kW。 月に1回充電すると、3800円+450円に消費税の合計4600円ほどかかる。一回充電するだけでこの値段は、はたしてこのカードを持つ必要があるのかという議論になってしまう。

三菱、日産のカードを持っていらっしゃる方はいいとして、それ以外の方が困る。その辺の議論を行っていきたいです。

まず、どなたか、こういう経験があったよという方はいますでしょうか?

 

EVOCメンバー>

私が経験したことですが、大槻IC近くのファミリーマートで、氷点下3℃くらいで充電しました。30分で1620円。30分では足らないのですが、もし、十 分に充電したかったらもう30分の合計1時間くらい充電しないといけないとのですが、それでは3240円必要かかってくるのです。一時間充電すると、何% 充電できるかというと、大体70%くらいしか充電できない。70%と言うことは、i3で70%というと100kmくらいしか走らないのですね。100km 走るのに3400円取られるという料金体系になっている。

それに対しては、当然、外車オーナーからは不満の声がでていますし、それ以外の方 からもその料金はおかしいんではないかという声も、ネットでも盛り上がっていました。そこら辺がどういう風になってくるのか。いままではいろんなカードが ありましたから、各社いろんな料金体系があって、安いところを選べたわけですけど、今度は、NCSで統合されると、安いところを選ぶということにもなかな かいかなくなってきました。

また、いまのところ無料の充電器も結構多いですから、道の駅とか役所等で、無料で充電される方も多いと思います。無料のところに殺到するということも懸念されるわけですね。

くまさん>
充電所におけるトラブルがきっかけとなり、予測のできない状況になっていく可能性もあります。皆さんの体験や、充電インフラに関するご意見ございましたら、お願いします。

EVOCメンバー>

バッテリー劣化していると、急速充電の時間が長くなる。電気の入り込みがとても悪くなります。時間制にすると入る量がすくなくなり、時間もかかる。どんど ん悪くなってくる。 誰しもEVに乗っているとバッテリーの劣化は避けられないと思うのですが、そうなった時に、10分幾らというのはどうかなと疑問に思 うのです。

EVOCメンバー>

電気を売っている会社のものです。以 前から言われていることなのですが、日本では、電気事業法で電気を売るのは電力会社に限るというのが定められています。ですので、充電場所で皆さんが払っ ている料金は、施設使用料なのです。だから、1分幾らなのです。では、公平性を期すためにはkW当たりいくらというのが本当のところなのですが、これは、 法律が変わらない限りダメなのです。

しかし、未来永劫だめかというと、そうではなくて、2016年に電力自由化が始まります。どこの会社でも電気を売ってもいいですよとなります。なので、おそらく電気事業者の新規参入が出てくるかもしれません。たとえば、三菱自動車さんが電気事業者として登録できれば、kWあたりいくらかという従量料金制となる可能性があります。つまり、自動車会社でも電気事業者になりうることが考えられるのですね。この辺のお話を、5月のカンファレンスにでも、お役人さんも来られるのなら、話をしていただけるといいなあと思います。

急速充電の話にもどりますが、4月からお金を取られるようになった時に、みなさんは、充電するときに、急速なのか中速なのか意識しています? これからは、スピードが速い、充電電流が高い設定している充電器で充電しないと損な訳です。

なので、急速充電器のところに、何Aで充電しているのかを確認する。もしくは、三菱のお店とかで、設定を最大にしてよと言うふうに申し出て、早く充電できるようにするのがベストなんだと思います。

ただ、大電流125Aでドカンと充電すると早いんですけど、三菱のお店のブレーカが飛んじゃうんです。なので、中速充電にしているケースがあります。ブレー カが飛ぶというか、容量を上げると基本料金が高くなってしまうので、充電器は高速仕様の50kWなのですが、設定を低くして、維持費をやすくしているのが 実態なのです。

 

EVOCメンバー>

最近、三菱で導入し始めているバッテリー併設のタイプがありますよ ね。電流125Aを出すことができる。改良が進んでいて、EVに充電しながら、充電率が上がってくると、流れが少なくなったところを利用して、充電器側の バッテリに電気を貯めはじめて、次の車への連続した125Aの急速充電ができる。高価な充電器なのですが。

EVOCメンバー>

2回目連続すると、料金が安くなるといった設定はいかがでしょうか?

EVOCメンバー>

いまの混雑状況をみて2回目とか30分以上の場合は、逆に料金は高くした方がいいと、僕は考えます。次の給電場所へ移動してもらう方が、はるかに効率的です。一か所で1時間充電するより、20分30分充電し次の充電場所に行ったほうが、トータル時間は短いと思います。

 

くまさん>

充電スポットが増えてくると解決してくる問題だろうと思うんですけどね。最近QC場所が4000か所くらいまで増えてきて、来期には6000か所となるそう ですが、料金体系も、各社いろんなタイプがでてくれば、当然淘汰されるでしょう。時間が解決してくれるだろうと思いますが。昨日中央道走っていましたら、 石川PAのQCが工事中でしたが、出来ていますしね。談合坂SAでも2基体制となりましたね。今は上りのみですが、下りも工事していましたので、来週くら いから2基体制となってくると、待つことも少なくなって、分散化されることになりますよね。

東日本はかなり遅くプランを出してきましたけれども、かなり充電器設置の密度を高く設定していますよね。後発部隊でありますけれども、高速道路における充電 スポットは、PAを含めて、中日本よりも距離の短い範囲で設置しているようです。ただし福島以北は全く計画がないということになっていますが、今後全くな いということはないとは思いますが、5月のカンファレンスの機会を含めて、いま経済産業省とのつながりもありますので、国交省も含めて、EVOCとして、こういうことをどんどん言って、要求していきたいと思います。

皆さんにはお伝えしておりませんが、EVOCの代表としまして、役所とか行政にいろんな要求をしていますので、みなさんの声は伝わっているとお考え頂いてよろしいかと思います。


 

さて、次のテーマに移りたいと思います。

②「FCVを含めた今後のEV」 ということで、次世代自動車の動向についてです。

まずは、フォルクスワーゲンジャパン(VWJ)さんのSさん、いかがでしょうか?(笑)

VWJ S氏>

弊 社は、ハイエンドのブランドでは、ブガッティ、ポルシェ、ベントレー、アウディといった、廉価なものから高価なものまで広がる大型コンチェルです。そんな なかで、日本での報道でもトヨタと競っていると言われていますが、日本での販売は世界販売の1%というとこで、存在感の薄いマーケットであります。実は、 そんな大きなグループが、世界的にどういうふうに向かっているかと言うと、自動車業界内でリードするというよりも、どちらかというと10年に一度、20年 に一度リードするという形をとっている。実は、つい昨年くらいまでは、E-モビリティに対しては非常に注力していましたけれども、トヨタのFCVの発表を 受け、もちろん手元に持っていた自社開発の水素自動車に対して自分たちの技術力をアピールするというわけで、ご存知かと思いますが、年末カルフォルニアで もともと開発していたFCV車両スポーツワゴン「ゴルフ ハイモーション」を発表し、フォルクスワーゲンも出来るんだぞと技術アピールしたところです。

技術陣にも、電気派と水素派とだいたい大別されています。また、技術広報とかの人間の話を聞くと、ヨーロッパでは水素難しいとか、日本は水素はやりやすいで すねとそういう話はよく入ります。というのも、ドイツと言う国で燃料電池車をつくって、仮にその人がスペインに行きましょうという時に、インフラがないという話となってしまうのです。つまり、距離が長く走れる車をつくっても走れてもしょうがないでしょ。あとは、ことEVに関してのE-mobilityは、 シティコミューターの延長という、もともとの考えがありますので、大都市圏と限った話の販売は、伸びるだろうという意識で販売を始めたものの、現況は、みなさんご存じのように、政府の補助が手厚いとか、もともと電源施設の施設が進んでいるノルウェーであるとか、そういったところでの販売が伸びているのは事実です。そこで、日本であるとか、規制先行の北米とか、そういったなかで、自動車販売を確保するために、きちんとしたのを提供するということでやっている というのが事実です。

先ほど冒頭でちょっと申し上げた、フォルクスワーゲンジャパンという日本の会社が、本社のなかでもポジションが若干低いのにも関わらず、CHAdeMOに対応した電気自動車を投入しようとしているということは、電気自動車に対して可能性を見出したので、商品化製品化まで持ってきたということをお考えいただければなあと思います。

実際は、自動車産業を取り巻く人たちが、どっちが儲かるかという方にどんどん投資を始めていきますので、水素が儲かるというと水素のビジネスのほうにいったりとか、電気がもっと儲かるといったら、そちらへ向かうといった、周辺需要の広がりというのが、私見ではありますが、そんなのがあるのかな、という気がいたします。喋りすぎでしょうか?(笑)

 

くまさん>

いや、もっと、喋っていただいていいですよ(笑)

ず いぶん前からe-up!には乗せていただいていたのですが、動力性能はもちろんなこと、i-3と比べると、いろいろと違いはありますが、圧倒的なパワーは もちろんi3がありますが、実際に乗っていると、一番感じたのは、直進安定性は、e-up!のほうが良かったりするんですよね。コーナリング性能 は、i3のほうが数段上とおもいますが、実際高速走らせてみて、i3のふらつき感に対して、e-up!はしっかりとした直進安定性があった。

6月頃から、デリバリー始まると伺っていたのですが、来年位にずれこんでしまいそうだということで、残念です。

e-up!もそうなんですが、e-Golfと同時に報道発表がありましたが、そのあたりも今後のスケジュールをお聞かせ願えればと思います。

EVOCメンバー>

バッテリーe-GOLFは24.8でしたよね。

VWJ S氏>

性能的には同等レベルと思います。それはさておきなのですが、今後の展開としましては、日本に限らず、世界はどうなっていくかというと、カルフォルニア規制 対応が基本的にはメインのターゲットとなり、そちらを主軸と考えたe-GOLFという車がございます。同じようにQC等々の対応で、日夜車ごとの開発に勤 しんでおりまして、そちらが落ち着き次第、マーケティングになると思います。あとは、同時に発表した、サウンディングさせていただいた Golf GTEというプラグインハイブリットという車両ですね。こちらは 年内に確実に発表できる見通しとなっています。

昨年のパリで、Passatにも、同じくGTEというプラグインハイブリットという車両がはいってくるというまでは、世界的にも公開されておりますし、日本でもそちらの導入は目途はたっておりますので、そちらの方面で準備をすすめております。

どちらかというとプラグインハイブリットへの期待というのが比較的多いのが実情です。電気はやっぱり未知のものというのが実情でありまして、とはいえ、日産 さん、三菱さんの努力で増えてきたこのようなさまざまなユーザの方の本当の姿というのを知らない販売店、本社営業部門ばかりなので、まずは、それを知って もらって動かそうといっていいます。販売が遅れていますが、出さないことは決してございません。

EVOCメンバー>

e-Golfぐらいのサイズで、レンジエクステンダーが付いたら、現状は究極ではないかと思いました。i3のRExも非常にいいのですが、経産省で話したので すが、「昔はねえ、電気自動車のレンジエクステンダーにあの昔のエンジンがついていたんだ」と笑い話になるんではないかと言っていたのですけれど、水素の スタックなどあたりまえで、そんなものを含めて、Golfなどに、レンジエクステンダーを搭載するお考えはないでしょうか?

VWJ S氏>

Golf のモジュール化されたプラットフォームMQBには、どんなパートレーンも取り込める余地が一応あるんですよね。ヨーロッパなんかは天然ガスの車も用意して おりますし、もちろんディーゼルもございますし、今度ご紹介するGTのプラグインハイブリッドもありますし、レンジエクステンダーというい考えですが、 BMWさんがバイクのエンジンをつかってというのがありますので、WVグループのドゥカティというブランドがありますので、その小さいエンジンを組み合わ せなどはいくらでもできるので、様々なことを考えていると思います。

 

EVOCメンバー>

全く話が違いますが、e-UPは白しか、今オーダーできないんですが、黒とか、ブルーとか、赤とかオーダーできるのはいつくらいになるんしょうか?

S氏>赤は、生産の設定が無いです。

赤は、ないんですか~!概要の予定はあるんですか?

S氏>物理的に構造で作れるのは3色か4色なんですよ。それで、いま白に絞ってやっているのです。

それで、白以外の車の受注は受けていないのですか

S氏>それはお客様のご要望が熱ければ!

くまさん>

それは、私は黒がほしいんですけど (笑) EVだけオーダーカラーにしてもらうとか。

 

くまさん>

インフラですが、VWさんのディーラーさんが250か所あるということなんですが、ここにQCをつける予定などあるのでしょうか?

S氏>販売店さん側に預けてります。

本部側として補助も何もしない?

S氏>出来ません

勝手にやってくれということですか?

S氏>勝手にやってくれと言うことではなくて、投資計画に対して見合うかというご判断する材料を出しています。

儲かればいいんですか?

S氏>もちろん、考え方次第とおもうんです。

たとえば整備で頻繁に入庫するという形になってくるとか、デモするであるとか、そういうQCがあったほうがいいという話になります。でも、そうでないと普通充電 だけで、今の販売台数だと成り立つのかという風に経営者がどうしても判断されてしまう。ただ、一方で、母体会社がトヨタ、日産、三菱さんの各ディーラーで あったりして、自分のところでQC設備があるとかその関係があり、なかなか難しい。いろいろと経営側の勝手な考え方の話ですが。

マーケティング側の話から言えば、これは私見ですが、売っている以上は、充電設備を用意して、お客様には安心していただくことはしていきたいと思います。

メーカ側からディーラーへ正直にお願いしているのは、ユーザへの解放はお願いしますと。

たとえば、Volkswagen上尾で買っていただいたかたが地方に行かれたときに、ちょっと立ち寄って、普通充電を少しでもやりたいときに、「どうぞどうぞご自由に」ということはお願いしています。

くまさん>本部として、QCをディーラーさんに、つけなさいよとは言っていなんですね。

VW のディーラーさんの場合は特殊な事情で、メーカーのディーラーではないんで、日産さんとかトヨタさんとか、そういったところに販売店がくっついているとい うがあるみたいなので、なかなか難しいと思いますが、ユーザーの立場からすれば、e-UPを買ったお客様がVWでQC出来ないというのは?

S氏>BMWさんのディーラーさんも同じですよね。その点は十分存じ上げております。

くまさん>たぶん、大きな問題となってくると思うんですよね。

EVOCメンバー>三菱は、お客がディーラーにくる回数が増えていて、その関連で、iが中古で売れている。(笑)

EVOCメンバー>EVを買った当時、よくQCがあるディーラーさんに行きました。もしガソリン車ならそれが三菱車だったら三菱さんディーラーしかいかないですよね。それが EVだと、ふだん行かない日産さんにもいくし、ホンダさんにもQCあったので行ったし、お客さんが、自社の車とは違う車で、来てくれるチャンスがあるんですよね。

VWJ S氏>当然、論議をしています。そのうえで、設置するかどうかを判断するかです。

くまさん>少なくとも、ディーラーさんにQCが無いということは、e-UPを買った人は、どこかで充電するしかないということですから、当然NCSカードに頼るだけでなく、VWのNCSカードを検討してもらうしかないと思うんですよ。これは、噂レベルですが、BMWもi向けにBMWカードを用意し始めているという話も出てきていますので、これは、iさん情報なんですけども(笑) そのあたり、お話いいですか?

EVOCメンバー iさん>

BMW iのマーケティングの方と話す機会がありました。販売店にQCつけるとなると、補助はBMWからは出せないと。販売店でやってほしいということです。投資に見合ったQC設置は厳しいといった話ですが、VWさんと同じですよね。

ユーザーの方から、声を熱くして、いろいろ言っているなかで、NCSカードの値段は高いとi3は売れませんよという話を、ユーザサイドから強く言っていて、一応、4月を目途に、NCS関連ではトヨタさんとも一緒に仕事を始めていて、トヨタさん経由でNCS加盟を考えているそうです。4月を目途に動いているらしいですけれども、料金体系は表に出せる状態ではないようです。

くまさん>

一番困るのは、無料充電所に充電したい車が群がるってくるのが、一番懸念してところでしてね。私がよく行く山中湖とか、河口湖あたりには、無料充電所が多い んですよ。ああいうところに休日行きますと、2,3台並んでいる状況もあります。地元でないのですが、地元の人間としてはですね、他県から来た人が延々と 並んでいる状況は、厳しいなと思うんですよね。結構、無料のサービスしているところ、自治体さんなどが多いので、そういったQC場所に群がることが懸念さ れます。

是非とも、NCSカードをVWさんでも発行していただける方向で是非、頑張ってください!

VWJ S氏>

がんばりますとしか言いようがないですね。たとえば、出資が出来ないんですよ。4社合同会社への出資が出来ないんですよ。だから、BMWさんもトヨタさんとという話がありました。

ブランドはみなさんが知っているブランドだったとしても、資本力が全然違いますので、そんななかでも、マーケットインします。ニッチな輸入車となってしまう のか、ほかのメーカの車と同じ土俵にのるか微妙なところでありますが、なかなか、同じ土俵に乗るのは、輸入車業界長いですが、難しいですね。特別ということが、いつまでも、悪い意味で特別となっちゃっています。

 

まだまだ、ミーティングは続きます。

次のテーマは、FCVについてです。

 


くまさん>

マスコミでは、FCVとEVのどちらが生き残るかというテーマがよく見かけますが、生き残るかどうかというのは間違いで、私は、これから共存していくだろうと思います。水素社会は、FCVに限らず、今後、日本にとっては必要だと私は考えています。

なぜかというと、化石燃料に頼らないエネルギー政策というのは、日本の国防上必要だと僕は思っているのですよね。中東・アメリカあたりの石油に頼らないエネ ルギーの開発は日本には絶対必要だということだとすると、国内で生産できる水素というのは、石油に限らず生産できる体制ができるなら、たとえば、水から太陽光を使って水素が作れるというのを大規模なプラントとしてこれから開発していけば、国内でエネルギーを生み出していくという大前提からすると、FCV というのはwelcomeなんですね。

ですので、FCVに限らず、発電所を含め家庭での消費電力も含め、水素社会が今後だんだん発展してくるだろうと思うのです。2020年の東京オリンピックに 向けて、東京都は水素社会インフラを整備するんだという話も出てきますし、経済産業省としても水素社会をバックアップする予算編成を組んでいます。国家プロジェクトとして動いていますので、水素を否定するということではなくて、今後水素はどういった形で生産できるかといところが一番大きな問題だと思っていま す。

究極なe-mobilityというのは、水素レンジエクステンダーEVだろうと思っています

FCV もEVも融合してくるんじゃないかと、要は、ガソリンとEVがPHEVになったように、FCEVみたいなものになっていくんじゃないかと。要するに、水素 も発展しますし、バッテリーもどんどん技術開発されていくわけですから、両方のメリットを出した車がでてくるんではないかなあというのが私の意見でござい まして、EVOCもそれに向けて、FCVを拒否するのではなくて、今後共存できる社会が生まれるだろうという前提で推進していこうかなあというふうに思います。

FCV はですね、じつは私も購入しようと検討したのですけど、当初トヨタは年産500台くらいしかしないと計画を打ち出しました。すでに1500台の予約で埋 まっていると、これは官公庁、企業に中心に行って、個人には一切行き渡らないのですが、それで、トヨタは、年間3000台くらいの増産計画をしているそう で、うまくすれば3年後くらいに買えるんではないのと、そういう車なのです。ですから、議論の余地もないと思っていただいたほうがいいと思います。要する に買えない車なのです。

ですから、2年後くらいにFCVがどうなっているか、みなさん楽しみに見ていただければいいのではないかというレベルで、それよりも、もっともっと航続距離が延びるEVの開発を期待したいなあと思います。

 

 

最後に、

③EVOCの今後の活動に関して、周知したいと思います。

決定事項に関しては、5月16日 Eddyさんが琵琶湖でミーティングを行いたいということで計画しています。

翌日17日には淡路島で開催の、「淡路花博2015  EVアイランドあわじ札所巡り」とかぶせて開催しようかと考えています。

滋賀と淡路で行うとちょっと距離がありますが。

あわじ巡礼祭に関しては、EVOCのトップページに花博のバナーが貼っていますので、情報を確認されて、ご都合がつく方は、関東地区からも関西へと遠征をしていただければなあと思います。

あと、例年実施しておりますEVOCカンファレンスを、一週おいての5月30日に開催します。これについては、別紙にカンファレンスの内容を明記しておりますので、こちらもご覧いただいて、今年は一日のみの開催とし、予定ではありますが、集まったEVOCメンバーで最新のEVにお乗り頂く形にしようと思っています。

 

 

また、東北のボランティアについては、knight-さんにプランニングしていただき、EVOCサイトに載せてもらって、皆様都合がつけば参加していただきたくお願いします。

11月のEVアイランド淡路のイベントは未定です。兵庫県の淡路県民局が企画、予算取りしている最中でして、これがうまくいけば大きな規模でEVフェアをやりたいという話があります。

最後に、11月の鉾田の復興イベントですが、昨年お客様の反応がいま一のところがあったりして、車種を限定しての展示の方がいいかなと、どんなデモンストレーションがいいかなあと企画を練って、考えたいと思っています。

 

さて、5 月30日実施のEVOCカンファレンスの内容に戻りますが、行政の方にも、なるべく多く参加してもらいたいと思っていまして、経済産業省、神奈川県など、お声 掛けをしております。これに、兵庫県さんも来ていただければありがたいですし、例年参加していただいている箱根町、さいたま市、小田原市にも声を掛けさせていただいています。

期待しているのは、日本充電サービス(NCS)さんですが、声を掛けたいなあと思っており、EVオーナーさんのいろいろな意見・声を聴いてもらいたいなあと思っています。

NEXCO東日本さんもお招きして、福島以北はどうなっているか?という話も聞いてみたいと思っています。

 

当然、メーカーさんにもお声を掛けさせてもらっていますので、VWJのSさん。ぜひ、5月のカンファレンスの出席もお願いします。

5月のカンファレンスでの目玉は、もしかして、ひょっとすると、MIRAIに乗れるかもしれません!!。

なお、夜は、懇親会ホテルパウエルにEV談義ができる機会をとりたいと思っています。

 

その後、フリー談議となりました。EVにまつわる裏話は、ネット上ではナイショです。^^;

 


 

以上、新年会Meetingでの内容でした。

みなさん、このような討議の場に参加されたい方は、是非、5月30日開催のカンファレンスにご参集くださいね。

開催要項が固まり次第、追って、EVOCサイトで告知したしますので、どうぞ、お楽しみに。

 長文でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

Meetingの雰囲気が伝わりましたなら幸いです。

 

(2015.2.12 20:20校正)



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