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よこよこさんのBlog

よこよこi-MiEV(X)の駆動用バッテリー劣化の計算式を考えてみました。210302 2021-03-02 12:32:52

これまで私のアイ・ミーブに関して得られたデータをまとめて何度か公表しています。

i-MiEV(X)の運用を開始して5年で10万キロ走りました(データ編)
http://ev-owners.jp/blog/blog.cgi?id=7361

よこよこi-MiEV(X) 2020年6月現在の電池容量残存率(SOH)の推移 200622
http://ev-owners.jp/blog/blog.cgi?id=8011

上記ブログ投稿後も継続してデータを収集しています。
私の場合、新車から約7年140000km手前で駆動用バッテリー容量が70%を下回ったので、

保証での修理・交換してもらえることになり、新品駆動用バッテリーの到着を待っている今日この頃です。

当初は三菱販売店での測定値、2016年3月からは関西電力検針日の走行距離と電池容量残存率です。
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数値だと解りにくいので、新車から7年の間に測定した電池容量残存率をグラフにまとめました。
測定値はそれなりの上下は有るものの、ほぼ直線的だったのでExcelで一次関数式にしてみました。
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 (グラフをクリックすれば大きくなります)
グラフで見ると特に2月5日の補正時測定値の乖離が大きいです。

上記測定結果のうち、2月5日の補正時測定値と12ヶ月点検時の100%を残したうえで

グラフとの乖離が大きい所を削除してみました。
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 (グラフをクリックすれば大きくなります)
R-2乗値が0.9955なので、ほぼ一致と言える状態になりました。

とある1台のデータですが、

ユーザーが使用している車両で新車から駆動用バッテリー交換までを網羅して

駆動用バッテリー劣化の計算式を導いた例は私は見たことが有りません。
(ここに載ってるよ!と言う情報をご存知ならば教えてください)
少なくともEVのバッテリーの劣化速度はスマホのバッテリーと別物で有ることはお解り頂けると思います。

あくまで私の実績をまとめたもので全ての場合で同じ結果になるとは限りません。
1つの実例として参考レベルでお考えください。


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